解放少女 SIN

ストーリー

100年後 かつての秩序が壊滅し、大きく変わった世界情勢の中、日本を侵略した「大国(たいこく)」との間に「第二次解放戦争」が勃発。「解放力」と呼ばれる特殊な性質に適合する10代の少年少女が、時代を牽引する選ばれたリーダーとして閣僚へと推挙された。
非業の死を遂げた新日本国初代大統領「大空 翼一郎」の遺志を継ぐ一人娘「大空 翔子」が第2代大統領となり、彼女の幼なじみで本作の主人公である「海堂 清人」も大統領首席補佐官として赴任する。

こうして大空翔子内閣は、大統領および閣僚自らも出撃する「決戦型内閣」として第二次解放戦争を展開することになる。しかし、その影では政治的策謀がうごめき、新日本内部にも徐々に影が広がっていく。果たして戦争の結末に待つものは・・・!

イントロダクション

17歳の海堂清人は、その特殊能力が見込まれ、大統領 首席補佐官として着任する。
そこは、幼馴染である同い年の大統領・大空翔子を始め、 自ら戦線に身を投じる女子高生閣僚たちを中心とした決戦型内閣であった。
着任の日。清人が新日本国の首都、軽井沢にある国会 議事戦艦「ながた」へと向かうところから、物語は始まる。
そこでは反政府デモが行われていた。「大国」の脅威にさらされ、内憂外患が絶えない新日本国の現状があった。
100日後に控えた次期大統領選。
政敵との戦い。「大国」への防衛戦。様々な策謀が渦巻く、激動の日々が清人を待っていた。